『ジキル博士とハイド氏の怪事件』

私が最近読んだ、スティーブンソンの著作です。有名な作品ですが初めて読みました。

ジキル博士は、「人間の不完全性を人間の中に潜在する善と悪によるものだ。人間を完全な善と悪に分けることが出来れば完璧な人間が出来る」という考えを持つ化学者であり、これを可能にする薬を開発するにあたり何度も自らが実験台となりますが、薬の効果で完全悪のハイド氏になった時は数々の惨殺事件を引き起こしてしまいます。

人間の二面性ないしは多面性について考えさせられる一冊でした。

一冊と言っても、私は青空文庫さんで読みました。この作品は、読んだ後にネット等で評論を読んでみると面白いです。

オススメです(^^)